トップページ > 制作事例 > 広報・CSR系 > 大阪府立国際会議場 広報誌「GRANDCUBE PRESS」リニューアル創刊号~
CL :
株式会社大阪国際会議場
MD :
広報誌
TL :
「GRANDCUBE PRESS」第27号

西暦2000年4月、同年に日本で開催予定のG8(主要先進国首脳会議)誘致を目的に、世界的建築家・黒川紀章氏設計、竹中工務店JV施工により竣工・開業した大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)の公式広報誌「GRANDCUBE PRESS」リニューアル創刊第2号(2019年6月発行/通巻第27号)。
2018年11月、同館の大阪府指定管理業者である株式会社大阪国際会議場より弊社宛にリニューアルコンペ参加の打診があり、弊社とそれまでの制作会社との競合プレゼンの結果、弊社が受注。以来、年4回発行の季刊誌として、企画・取材・撮影・編集・デザイン・制作・印刷の全工程を担当している。
競合プレゼンでは、まずコンテンツ内容を従来の国際会議場施設としての同館の箱物的優位性の訴求から、同館内で実際に開催されている様々な国際会議、カンファレンス、見本市、展示会、イベントなどの取材・撮影記事の掲載を中心とする情報発信型のコンテンツ構成へと一新することを提案。
公共の箱物としての「待ち」の姿勢から、国土交通省と観光庁が主導する「MICE」の中心的拠点である同館のアクティブな事業活動のライブレポーター役たるべき同広報誌の役割と機能の強化を強調し、併せて誌名もそれまでの「グランキューブ便り」から「GRANDCUBE PRESS」へと変更。翌2019年3月、構成・記事・デザインを刷新したフルリニューアル創刊第1号(通巻第26号)として編集・発行した。

▼以下は、リニューアル創刊以降のコンテンツ構成(A4/12P)
■表紙・巻頭見開き/時代のキーパースンに取材した「スペシャルインタビュー」及び表紙全面写真
 (本号では大阪大学総長西尾章治郎氏をインタビュー。表紙には中面イベントの落合陽一氏起用)
■中面メイン/大阪国際会議場で開催の国際会議を密着取材した「ザ・ドキュメントグランキューブ」
 (本号では世界40か国の代表者及びメディアアーティスト落合陽一氏が講演したIEEE/VR 2019)
■イベント情報/CSRレポート
■最終見開き/中之島所在の大手企業や公共施設担当者と対談する「中之島ビジネスフロントライン」
 (本号では京阪中之島線を延伸した京阪ホールディングス担当者との対談を掲載)
■コラム/大阪府立大学教授橋爪紳也氏による同誌面の取材先に因む史実コラム「中之島トリビア」
 (本号では京阪電鉄中之島線に因むトリビアを掲載)
■表4/大阪府立国際会議場の20年の歴史を振り返るアーカイブ記事「プレイバックグランキューブ」
 (本号では開業年の2000年から2005年の主要イベントをプレイバック)

※「MICE」=企業等の会議(Meeting)、報奨・研修旅行(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字
※本ページ掲載記事は同年6月発行のリニューアル創刊第2号(通巻第27号)のもの

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