Works事例紹介

広報誌の創刊・リニューアルから、メディアミックスによる広報キャンペーンの展開まで。
企業固有の「ストーリー」を発見し、的確なコピーライティングとビジュアルのカップリング、
高い制作クオリティによって、求められる広報課題の解決に寄与した事例をご紹介します。

関西電力

大阪・北浜、阪神間に都市と住宅文化のルーツを探った、住宅電気利用促進誌。

住宅電気利用技術懇話会誌「快適住空間」

STORYto be told

関西電力が発行する「住宅電気利用技術懇話会」会誌。
二大特集「大阪ビルヂング物語」、「阪神間モダニズムの精神風土」を通し、未来へと繋がる都市と住宅文化の系譜を、丹念な取材・編集により再現。

OUTLINE

主にオール電化マンションや住電関連設備機器のPRを目的とし、ハウスメーカー、デベロッパー、商社、ゼネコン、システムキッチンメーカー、電気設備機器メーカー等で構成する「住宅電気利用技術懇話会」の会誌として関西電力が年間2回発行する文化戦略型広報誌「快適住空間」。ハウスメーカー系広告代理店を通し、法人業務委託案件として当社で受注。企画・構成、取材・撮影、編集、デザイン、制作を一貫して担当。
本号では、まず第一特集として、関西電力が事業主として参画する超高層オール電化タワーレジデンス「北浜タワー」の竣工を翌年に控えていた大阪・北浜にフォーカス。タイトル「大阪ビルヂング物語」の第一回目として、北浜の都市文化とモダン建築の歴史を取材・編集。
第二特集では、日本の郊外住宅文化を生んだ原点と言われる「阪神間」の形成の歴史と現代の都市文化に繋がるその瀟洒なモダニズムの系譜を「阪神間モダニズムの精神風土」と題して企画・構成。
いずれも丹念な取材と資料収集、現地撮影、関係者インタビューを実施し、大阪、神戸、さらに阪神間という、互いに密接に結びつく関西の二大都市文化の系譜を未来に繋げる広報ジャーナリズムを展開し、住宅電気利用促進のPRへと繋げました。

STORY & NARRATIVE

  • 関西電力が発行する住宅電気利用を促進する文化戦略型広報誌
  • 住まいを通じ、関西の都市文化と歴史、現代の暮らしをつなぐコンテンツ構成
  • 丹念な取材と資料収集、現地撮影、関係者インタビューにより、読み応えのある特集を展開
  • 広報ジャーナリズムの手法とクオリティデザインによるPR展開

新旧の「大証」ビルをシンボルに、レトロモダンな歴史が今に活きる北浜を特集した「大阪ビルヂング物語」。
著名都市プランナーのインタビューを通じ、暮らす街・北浜の魅力を強調。

第一特集「大阪ビルヂング物語」では、北浜を象徴するモダニズム建築の雄・大証ビルの新旧の姿を巻頭シンボルに据え、現在も堺筋に現役の建築物として残る数々の旧銀行、証券会社などのかつてのレトロビルが、リノベーションによりカフェ、レストラン、ファッションビルとして再生され、街の空気の中に上質な「旦那文化」が継承されているこの地の魅力を、現地の取材と撮影を通じて入手した歴史的な画像、エピソードを加えて編集。
さらに著名都市プランナーのインタビューを実施し、キタでもミナミでもない、証券取引所を核とした金融とモダン文化の街・北浜の暮らす街としての独自の魅力と価値を強調。そこに立つ新たなシンボル「北浜タワー」のPRへと結ぶ構成としました。

日本の郊外住宅文化の原点と言われる「阪神間」に焦点を当てた第二特集「阪神間モダニズムの精神風土」。
関係者、著名建築物、企業等の総力取材によりムーブメントの全容を網羅。

第二特集「阪神間モダニズムの精神風土」では、六甲山麓南側の主として阪急神戸線、宝塚線沿線の風光明美な土地に連なる、西宮市・宝塚市・芦屋市・神戸市東灘区・灘区一帯を指す独自の住宅文化圏「阪神間」の起こりを紐解き、建築、ライフスタイル、ホテル文化、ファッション、スポーツ、娯楽など様々な角度にスポットを当て取材・編集。かつて兵庫県立近代美術館を中心に行われた「阪神間モダニズム展」の実行委員インタビューを基軸に、阪神間の著名建築物の取材・撮影並びに、阪急、阪神、宝塚歌劇、その他関連する著名企業、大学等の取材協力・資料提供を得て、ムーブメントの全容を網羅する充実の記事展開となりました。

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