理研計器株式会社
企業タグラインを生んだ、名門老舗企業初の機関誌創刊号。
「Rizm(リズム)」創刊号
国の研究機関をルーツとする誇りと使命感、を「創刊の辞」で表明。
見えない危険を、見える安心に。“MISSION:INVISIBLE”
OUTLINE
1917年(大正6年)、日本で唯一の自然科学分野の総合研究所として設立された国の研究機関、理化学研究所(略称:理研)。その「理研」の発明、研究成果を製品化する事業体約60社の企業集団(理研コンツェルン)の一社として1939年(昭和14年)に創業された、産業用ガス検知機器開発製造の最大手・理研計器株式会社が創業80年を経て初めて発行した機関誌「Rizm」の創刊号。
2019年9月に同社より当社宛に企画コンペ参加の打診があり、数社の競合プレゼンの結果、当社が受注。同社の機関誌発行委員会メンバーと共に、企画、編集、取材撮影、インタビュー、ライティング、デザイン、制作、印刷、発行までの全工程を担当。その後、年2回の発行を継続。
STORY & NARRATIVE
- 国の研究機関「理研」をルーツとする名門企業の誇りと使命感
- 半導体、鉄鋼、石油化学、電力、造船、土木・建築、消防・レスキューなど、全ての基幹産業、インフラ、災害現場の安全を支え「見えない危険を見える安心に」変える最先端技術
- 創業85年、国内市場占有率7割、世界シェア第4位のグローバルカンパニー
語るべき「ストーリー」を凝縮したタグライン “MISSION:INVISIBLE”
表紙、巻頭見開きページ、インタビュー、特集、シリーズ記事全編で展開。
企画段階で編集コンセプトとして当社より提案したのは、同社のスローガンである「見えない危険を、見える安心に」に基づくタグライン「MISSION: INVISIBLE」。
人気アクション映画シリーズのタイトルとして誰もが知るフレーズのミッション感、緊迫感を想起させつつ、同時に、半導体、エネルギー、船舶、建設、鉄鋼、宇宙、防災など、あらゆる基幹産業の現場と都市生活の様々な分野の安全を支える産業用ガス検知機器・測定器最大手の理研計器が取り組む社会的使命を的確かつドラマチックに伝えるテーマとして、表紙、巻頭見開きに大きくこれを掲げ、理研計器が取り組む企業ミッションを全面ビジュアルとボディコピーにより表現。機関誌全体を通じて「MISSION: INVISIBLE」の様々な側面に焦点を当てた記事を展開しました。
その後、このテーマは理研計器の企業タグラインとして、会社案内、統合報告書等にも継続的に使用されています。

■会社案内

■統合報告書

創業85年、国内シェアNO.1、海外BIG3の牙城に迫るグローバル戦略。
東証プライム名門企業としての、過去・現在・未来を毎号シリーズ展開。
創刊号では、代表者インタビュー、世界最小・最軽量にして超高機能の画期的なガス検知器開発プロジェクトに関わった技術者たちへのインタビューを見開き4ページに亘って展開。さらに毎号のシリーズ展開として、技術トレンド情報、CSRリポート、海外拠点の紹介、そして巻末に理研計器の80年の歴史を製品で遡る連載記事を掲載。
続く各号においては、コロナ禍のニューノーマル戦略、脱炭素、サステナビリティーポリシー、ESGをテーマとする特集・インタビューを展開。株主、取引先、サプライチェーン、採用市場、さらに国内外の多様なステークホルダーに向け、日英両版・A4/12頁構成の限られた誌面の中で、名門老舗企業の過去・現在・未来を伝える構成としました。

■特集「ニューノーマル時代の海外市場戦略」

■特集「脱炭素加速」

■特集「TCFD~気候変動への取り組み」








